
いい写真を撮るために必要なこと
それはカメラの知識や技術ではありません。
ホントはカメラの中ではなく
カメラの外に大事なことがあります。
たとえば、色鮮やかな風景写真を
撮りたいとしましょう。
カメラの中で行えることは、
発色が鮮やかになるようなモードにしたり、
少し明るめの露出にしてみたり......
そのぐらいなものなのです。
でもそんなことよりも
心が動かされるような風景に出会う。
その体験をしに出かけることが
なにより大事なのではないでしょうか。
こどもの写真にマンネリを感じたら
勉強したり、構図を変えたりするのではなく
いつもと違う髪型にしてあげたり、
いつもは撮らない瞬間を撮ったり、
カメラの外にちがいを求めましょう。

それでもやっぱりカメラの知識が
必要なのも確かなこと。
どこかで勉強しなくてはいけません。
ただカメラの仕組みというのは
とってもシンプルです。
基本的にはかけ算。
2×4×1=8。
このぐらいの算数みたいなことを
カメラができた大昔から
ずっと変わらずやっています。
この数字の部分が
f値・ISO・シャッタースピードという
専門用語で表されているだけ。
カンタンだと思い込むことで
カメラに対しての苦手意識が減っていき、
思い通りに扱えるようになっていきます。
実際に思い通りに扱えるかどうかは別として
思い通りに扱えるぞ!と思い込むことが、
とても大事です。

ではこどもの写真を撮るために
一番大切なことってなんでしょう。
その答えもやっぱりカメラの外にあります。
私たち親がもつ、こどもへの思い
大きくいえば、愛情です。
これは決して観念的な話ではありません。
こどものことを愛するということは
こどもによく関わり
「よく見る」ということでもあります。
「見る」という行為は
写真には不可欠です。
よく見ると、新たな発見があります。
よく見ることで、変化が愛おしく思えます。
新たな発見や、変化を残したくて
うずうずしてきたりします。
撮りたいという思いと
実際に撮るという行為が
写真を上達させてくれます。
(だからまずは苦手意識はもたないで!)
だからもしあなたが写真がうまくなりたいと思ったら
こどもに興味をもち、こどもとの時間を楽しみながら
そのほんのついでに撮ることも楽しんでください。
それでもわからないことがでてきたら
ここで紹介した撮りかたを
こどもが寝ているちょっとした隙に
見返してみてくれたら、うれしいです。

10年03月22日







