カメラ目線のほんとうの作りかた

23-01.gif なかなかカメラを見てくれない!
そんな悩みをよく聞きます。
なぜ、カメラ目線が難しいのか?
もしかしたら、それは
「どこを見てもらえばカメラ目線になるのか」を
誤解しているから起きているのかもしれません。

カメラマンの近くにスタッフや家族がいて
おもちゃや、いろんな動きで笑わせる......
そんな写真館での撮影イメージがあると思いますが
実はこれ、カメラ目線には向いていない撮り方。

カメラ目線になるためには、
レンズの真ん中を見る必要があります。
これは被写体であるこどもとの近さにもよりますが
いくら、レンズの横におもちゃを近づけても
レンズそのものを見てくれなければ
「見ているようで見ていない」
ちょっと違和感がある写真になってしまいます。

下のイラストのような
写真館での撮影イメージは

・顔を向かせることと
・笑顔を引き出すこと

には向いているかもしれませんが
レンズ自体は見なくなるので
カメラ目線からは遠ざかります。
カメラマンがもっている
あひるのおもちゃを見てもNGです。

僕らの目とカメラは同じような仕組みですから
自分のどこを見れば、目が合ったと言えるか
どのくらい外れていると、目が合ってないと感じるかを
想像してみるとわかりやすいです。

23-02.gif カメラ目線の写真を撮る大きな一歩は
こどもとの関係をつくることにあります。
そんなときに大活躍なのが
お馴染みの「いないいないばぁ」です。

カメラの操作に慣れていなければ
最初はカメラを置いて遊んであげましょう。
こどもに「遊んでくれる人だー」って
注目してもらうことが重要。

こっちを見て笑いかけてくれるようになったら
「いないいない」とカメラに隠れることで、
「お、隠れた! でもあそこにいるぞ!!」と
こどもがカメラを見てくれるのです。
「ばぁ!」で笑顔を引き出しながら
さっと隠れて、さっと撮る。

レンズを見てくれないな~と思ったら
一度すぐ傍に近づいてから
「ほら、キラキラしているでしょ?」と
レンズを覗かせてあげるのも効果的です。

23-03.gif こどもが好き勝手に動き回って
カメラ目線以前に、ブレまくり......
そんなときに効果的なのが
こどもに負けじと動くこと!!

素早く左右にステップしたり
ぴょんぴょんジャンプしたりすると
動き回っていた子どもも
「なんだ? なんだ?」
と足をとめてこっちを見てくれます。

こどもの視界の中でNo.1の存在になる
簡単に言えば、そういうこと。

No.1になるコツとしては
こどもの視界に他の動くものや
興味をひきつけるものができるだけないこと。

カメラを握っていても負けじと動く。
これは「自分も遊びながら撮る」という
こども写真にとって
いちばん大切なポイントにつながることです。

大人の底力、元気を見せつけてやりましょう!

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09年11月23日

さいきん紹介したとりかた