ホワイトバランスを決めるコツは
肌の色や雰囲気にあり!

09-01.gif いつも同じように見える空からの光も、
時間帯や天気などによって、
青っぽかったり、赤っぽかったりと、
実際はころころ変わっています。

わかりやすいのは夕焼けの赤。
暮れる間際の太陽からの光は、
日中に比べてオレンジ色の光をしています。
反対に明け方や、曇りの日の光の色は、少し青っぽい色。

ふだん生活する中で、それほど光の色のちがいを意識しないのは、
人の目がとても高性能だから。
光の色のちがいがあっても、なるべく同じように見えるように
自動的に調整してくれているのです。

09-02.gif フィルムのカメラにはなかった
デジカメならではの新しい機能に
「ホワイトバランス」というものがあります。

実はデジカメはどの色が「白」なのかわかっていません。
そこで、この色が白だよと教えてあげることを
「ホワイトバランスを設定する」と言います。

ホワイトバランスには色々な設定方法があり
太陽マークや曇りマークといった、天気に合わせる方法もあれば、
蛍光灯マークや電球マークといった、
照明に合わせる方法もあります。
特定の色を撮影して設定したり、
ケルビン(k)という光の色の温度を表す単位で設定するなど
なんだかよくわからないやり方もいっぱい。

けれど、だからといってオートにしてしまうのはちょっと危険。
オートにすると、カメラがわからないなりに
頑張って「白」を想像します。
そのため、ときには間違えることもあります。

また間接照明がいっぱいの雰囲気のあるカフェで、
オートホワイトバランスを使ってしまうと、
せっかくのあたたかな電球からのオレンジ色の光を
これも白に近づけなきゃ!!と、
蛍光灯のふつ~の白だったかのようにしてしまったりすることもあります。

09-03.gif なんだか、むずかしそうなホワイトバランスですが、
カンタンで上手なつきあいかたがあります。

それはいつも太陽マークで撮りはじめること。
太陽マークのいいところは、人の目の見え方に
いちばん近いホワイトバランスの設定だというところ。

こどもの写真でたいせつなのは、
健康的な肌色や、その時の雰囲気。
太陽マークで撮ってみて、画像を確認、
もうちょっとオレンジを強くしたい場合は曇りマーク、
もっとオレンジにしたい場合は日陰マークにしてみましょう。
晴れた日だって、曇りマークを使っても大丈夫。
早朝のさわやかな青っぽい光も、電球マークに設定したら、
もっともっと青く写るので、
なんだか別世界のように撮ることだってできます。

太陽、くもり、日陰、電球。
シーンに合わせてマークを変えるのではなく
自分の表現したい色に合わせてマークを変えて遊んでみましょう。

ここからは上級者向けのアドバイス

ホワイトバランスの設定で注意したいのが蛍光灯マークです。
照明が蛍光灯だと、ついそのまま設定したくなりますが、
ひとくちに蛍光灯といってもはいろいろな違いがあります。
蛍光灯の光の色は、電球のようなオレンジから、ちょっと青っぽい色まで実はさまざま。
でも、蛍光灯マークで設定されている色の基準は一つなので、
そのような蛍光灯の光すべてに対応できるわけがありません。

またホワイトバランスの設定では画面全体の色を変えることができても、「背景はそのままで、顔だけ変えたい」といったような
ピンポイントな調整はできないことも覚えておきましょう。

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09年07月06日

さいきん紹介したとりかた