よく晴れた日ほど、
思い通りに撮れないその理由とは?

07-01.gif 青空がどこまでも広がる、よく晴れた日。
「なんて撮影日和なんだ、今日はいい写真をいっぱい撮るぞ!」
そんなふうに意気込んで、元気に遊ぶこどもを撮ってみると......
あれれ?
「こどもはよく撮れているけど、空がまっ白」
「青空はキレイに撮れたけど、こどもはまっ黒」
これ、みんなが経験するほど、よくある失敗&悩みなのです。

なぜそんなことが起こるのか。
それはデジカメならではの性質に理由が隠されています。
実はデジカメは、明るさの差があるものを
同時に写すのがとっても苦手。

人の目はとても高性能なので、
明るいものも暗いものも自動的に補正して
どちらも同時に見えるようになっていますが、
デジカメではなかなかそうもいきません。
明るさや暗さの限界が人の目より早くきてしまいます。
そのため、空が白くなり過ぎたり、
顔が暗くなり過ぎたりしているのですね。

07-02.gif 青空×こどもをキレイに写すには、
白っぽくなりがちな空を暗くして色濃く写すことが重要です。
全体的に同じように見える青空ですが、
よく見ると太陽を中心に白から青への
グラデーションがあることがわかります。
太陽から近ければ近いほど白っぽくなり、
太陽から遠ければ遠いほど青が濃くなる傾向があるのです。

この傾向を利用して、こどもと青空を撮るときには
なるべく濃い色の青空を背景にするようにしましょう。

ちなみに空を暗くするといっても
太陽に雲がかかっているときに撮るのはNG。
太陽に雲がかかっていない時の方が、
空ははっきりとした青になるからです。

07-03.gif 空の青を濃くしたら、次はこどもを明るくする番です。
こどもを明るくするのはすごくカンタン。
それはおひさまの方に顔を向けること。
太陽をいっぱい浴びることで、
こどもと空の明るさを近づけることができます。

ただ太陽からの光が直接あたると、
影ができやすいのがちょっと難点。
下を向いてしまうと影ができやすいので、
なるべく上を向くようにするのがGood!
そのときは「太陽を直接見ないようにね......」
と教えてあげることも忘れずに。

まぶしいから、なかなか目が開かなかったりと、
アップの撮影にはあまり向いていません。
目を思いっきり閉じるまぶしーー!!っていうとびきりの笑顔や、
大きく手を広げたり、ジャンプしたり、肩車してもらったりと
顔の表情よりも、動きの表情を撮ってあげるような
そんなイメージが青空とよく似合います。

ここからは上級者向けのアドバイス

太陽を浴びなくても人物を明るくする方法はいくつかあります。
白レフや銀レフを当てるのが1つの方法ですが、誰かがレフをもってくれたり、固定したりしなくてはいけません。そこで使うのがフラッシュです。
暗いところで仕方なく使うイメージが強いフラッシュですが、明るいところであえて使うことで得られる表現もあります。
フラッシュを光らせることで影を薄くしたり、背景の露出を落としてドラマチックに感じさせたりと効果はいろいろ。
このような太陽からの光とフラッシュを同時に使う撮影方法を「日中シンクロ」と言います。
日中シンクロは写真の中でも高度な技術。
「とりあえず光らせてみるか!」といった感じに、まずはフラッシュ「あり」と「なし」で撮り比べてみるのがオススメです。
フラッシュの強さを補正して強く光らせた場合、弱く光らせた場合と、それぞれ良さがあるので、そちらも試してみてください。

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09年06月29日

さいきん紹介したとりかた