フラッシュを使わない
こども×花火の光のあつめかた

12-01.gif 夏といえば花火。
キラキラととても明るく輝く花火ですが、
太陽や室内の照明と比べると、光の強さが弱いため、
フラッシュなしできちんと写すのは、至難のワザ。
でもフラッシュを使うと、せっかくの雰囲気がなんだか台無し。

ISO感度をぎりぎりまで上げたり、
f値をいちばん小さくしたり、
シャッター速度を遅くしてみたりと
少ない光でなんとか撮ろうとしてみるのもいいですが、
花火の雰囲気を崩さないようにしながら、
写真が撮りやすいように、光をあつめてみる裏ワザもあります。

裏ワザの一つ目は、真っ暗な夜ではなく、
まだ少し明るい夕方に撮ること。
太陽が見えなくなって、
夕方から夜にうつりかわる少しのあいだの時間。
明るくもないけれど、暗くもない。
このぼんやりとした空からの光と、はっきりとした花火からの光。
この2つがちょうどよく合わさることで、
ステキな花火写真は生まれます。

12-02.gif 次に大事なのが、より明るい場所で撮るということ。
外が暗くなったら、外灯などの近くに行くことが大切です。
あまり影響のないように見える少しの光も
デジカメにとっては、すごくだいじな光だったりすることも。

おうちの近くで花火をするときは、
お祭りみたいに裸電球をひぱってきて
ぶら下げてみたりするのも面白そうです。

暗くて撮れない!と思ったときは、
なるべく光のそばに行ってみましょう。

12-03.gif 花火写真をもっと撮りやすくするためには
おともだちを誘って、
たくさんの人と一緒にやるのが一番のポイント。

一本の花火の光はとてもよわい光ですが、
二本、三本と増えていけば、
光のつよさは二倍、三倍になっていきます。

遠くに離れて、ばらばらにやってしまっては
光もちらばって、みんなのところに届かなくなってしまうので
「せーの」で同時に、固まってやることがたいせつです。

こどもはとても好奇心旺盛で、
ただ花火をさせてしまうと
真剣に見つめてしまうことも多いです。

もちろん、それもとてもステキな一面。
でも楽しく遊んでいる写真が撮りたい場合は、
花火をつける前と、つけた後の変化に対して、
親が大きなリアクションをしてあげると、
こどもも一緒に笑ってくれます。

ここからは上級者向けのアドバイス

花火写真でたいせつなのは、花火からの光の強さ。
雰囲気いっぱいに残すなら、「周囲の光 < 花火からの光」は一番のポイント。
花火からの光の強さは、こどもと花火の距離によって調節することが可能です。
同じ条件で立ち上がり手を伸ばすようにして花火をした場合と、しゃがんで手元で花火をした場合では、顔の明るさは4倍以上違うでしょう。
シャッター速度で言えば、1/15秒でしか撮れなかった明るさが、1/60秒で撮れるようになるなど、手元で花火をやる利点はさまざま。
また少し離れて、周囲を広くいれて撮影すれば、周りの暗さがよくわかり、花火の明るさがより引き立ちます。真っ黒になりすぎて、絵が寂しくなりがちな場合は、街や家の明かりをバックに撮影するのも一つの手です。
花火を近づけるか遠ざけるかは、周囲の光とのバランスで判断することが大切。
花火を手元で行うと、明るさは得やすいですが、周囲がより暗く写りやすいということも覚えておきましょう。

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09年07月27日

さいきん紹介したとりかた